中国語入門者のための中国語会話習得法

中国語会話習得のための効果的な学習方法とおすすめ教材のご紹介

学習方法

中国語学習で既習表現のみを駆使した会話練習

2017/04/08

外国語学習時の日本人と外国人の行動の違い

何らかの形で留学した経験がある方の中には、日本人は外国語での会話コミュニケーション能力が低く、試験をするといつも上位になるということを身をもって感じた方が多くいるはずです。外国語を習得するための方法は、大きく2つに分類できます。1つは座学でもう1つは実践です。

海外での留学で多くの日本人が経験することは、外国人の中で最も学習意欲の高い国民は日本人だと感じることでしょう。学校で出された宿題は必ずするのが日本人です。

一方で、欧米諸国などから来ている学生は、宿題を出されても、あまり真面目に宿題をしてこない方が多いです。それでも、3ヶ月あるいは6ヶ月が経過した時には、欧米諸国からの学生の方が、圧倒的にコミュニケーション能力が高くなります。このようなことは何故でしょうか?

 

海外留学先での日本人の評判

海外での日本人の評判は、学習意欲が高く、コツコツ真面目に与えられた課題をこなして勤勉な学生が多いというものです。その反面、外国語での会話が上手ではなく、コミュニケーション能力が低いというものです。その理由は、何なのか考えてみました。

例えば、英語圏への留学でも、中国語圏の留学でも、同じことですが、日本語と外国語(英語、中国語)では子音の絶対数が全く異なるという点です。

つまり、日本語にはない子音が、外国語にはたくさんあるため、日本人が外国語でコミュニケーションをとると、上手に発音できないため、相手に伝わらないのです。また、同時に、相手の話していることも日本語にはない子音が多くあることが原因で聞き取れない理由です。

 

コミュニケーションの道具としての言語

それでも、発音という点では日本語と比較的近いスペイン語圏の学生は、細かい発音なんて気にせずにどんどんコミュニケーションをとっています。

日本人の国民性なのか、日本人は正確な文法で正確な発音に拘って会話をしようとするため流暢なコミュニケーションがなかなかとれない傾向があります。

英語圏、スペイン語圏を含めた欧米諸国からの学生は、学習し始めた当初から、とにかくコミュニケーションをとりたがります。学んだことをすぐに言葉に出して使うことで、外国語の習得ができているように感じます。

 

座学ではなく実践に比重を置いた外国語学習法

彼らの話している言葉を良く聴いてみると、自分もすでに学んだことがある非常に簡単な言葉で話しています。そして、口に出して話している頻度が高くなるため、発音も現地の方たちの発音に順応していっているようです。

もうご存知と思いますが、中国語も含めた外国語の学習は座学ではなく実践によって身につくものなのです。厳密に言えば、座学の比率よりも圧倒的に実践の比率が高いということになるでしょう。

それでは、このような実践により中国語でのコミュニケーション能力を習得するためにはどのような行動をとればよいのでしょうか?

1つ目のハードルは、学習当初は、日本語と中国語の子音の違いを耳で感じ取ることができるまで、徹底的に座学で音の学習をしましょう。そうすることで、その後、中国語でのコミュニケーション能力の効果的な向上の一助になることでしょう。

 

既習単語や簡単な表現を駆使した会話練習

そして、2つ目は学習した単語、知っている単語、簡単な表現、頻繁に耳にする表現だけを使って、少し強引にでも相手に自分の意思を伝える練習をすることです。

この時、自分の目の前に話す相手がいてもいなくても、そのような練習をすることが重要です。このような練習を会話コミュニケーションシャドーイングということにしましょう。

仮想した場面や相手に対して、知っている簡単な既習単語を駆使して会話のシャドーイングをすることで、実際の会話の実践の場での準備をすることができ、中国語の習得の第一歩となることでしょう。

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