日常的に中国語で思考することの学習効果
2017/04/08
自発的学習の出発点
現地海外で外国語学習をする場合、誰もがぶち当たる壁があります。それは、外国語で質問などをされた場合、自分は言いたいことがあるのにもかかわらず、瞬時に相手に対して自分の意見やその意思を伝えられないことがよくあります。現地で生活をしていると、このような壁に対して、非常に大きなストレスを感じることが多くあります。
そしてその後、自分の部屋に帰って、あの時、相手に対して、どのように言えばよかったのかを考えるのです。特に、自分の意見と相手の意見が異なった時に、相手に対して反論ができない時などは、非常に悔しい思いで、外国語で自分の意見を整理しなおすことが1度や2度はあるはずです。
私は、海外で生活している時には、このような悔しい思いにストレスを感じて、自分の意見が外国語で言えるように単語や表現を一生懸命学んだことを思い出します。
場面を想定した中国語学習効果
このような現場で起こることを想定して外国語を学ぶことは、効率的に言語を習得する上で非常に重要です。このようなことは、日本で外国語を学ぶ際にも非常に有効です。
つまり、コミュニケーションの相手を想定して、相手の意見と自分の意見が異なる時、自分の意見をどう伝えるかを外国語で思考することは、現地海外にいなくても日本でも出来ることです。
学習レベルによっては、常に外国語で思考することは非常にストレスが掛かるため、脳が疲労します。そのため、学習レベルに応じて、日常生活での場面に限定し、思考する時間などを調整すればよいでしょう。
出来るだけ学習した表現などをフル活用して外国語で思考してみます。そうすると、自分の意志を伝えるために必要だけれども自分には足りない単語や表現が分かります。これらの単語や表現を自分のものになるように学習していけば、いつでもどこでも外国語を学ぶことができます。
中国で最も中国語が上手な日本人として知られている、加藤嘉一さんの中国語は噂通り流暢です。彼は物事を考える時には、常に中国語で思考すると言っています。
これが、外国語でコミュニケーションをとるため語学学習の原点かもしれません。常に、学習している外国語で思考する習慣を付けておけば、学んだことを忘れることはないでしょう。また、学習言語でのスムーズな会話対応に一歩近づくことができるでしょう。
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