歌を使った効率的な学習法

2014/09/25 2017/04/08

歌により語学習得をする学習効果

中国語学習の基本的な学習要素は、「文法の理解、単語の暗記、発音の練習」この３点です。この３点のレベルがある程度上がってくると中国語でのコミュニケーションが実践しやすくなります。学習が入門レベルから初級レベルになると、少しずつ中国語での聞き取りが出来始めます。

この時期になると、映画、ドラマ、アニメなどをテレビで見ると学んだことがある単語や中国語表現が少し聞き取れるようになるためテレビを見ていても楽しみながら学ぶことができるでしょう。

中国語学習の実践で重要なことは、自分に合った方法を見つけることです。その際、初級・中級レベル以上の学習者に、おススメしたい方法は、歌を使って学習することです。好きなジャンルの中国語の歌を聴きながら口ずさむことで、リスニングや発音の練習に直結します。

歌を口ずさむことが好きな人は、ぜひ中国語の歌を使って練習してみてください。この方法が自分に合っているのであれば、中国語が早く上達することに間違いないでしょう。語学上達の秘訣は「聞く、話す、読む、書く」の四つの機能を繰り返し練習することです。

中国語で歌を聴いて唄うだけで、「聞く、発音する、読む」の３つの言語機能を鍛えることが出来るのです。そして、もし可能であれば、聴いた歌の歌詞を書き出せば、言語の基本となる４機能である「聞く、話す、読む、書く」全ての機能を訓練することができます。

私は、学生時代、勉強嫌いでしたが、英語の歌が大好きだったため、英語の歌をよく口ずさんでいました。そのため、それほど勉強しなくても英語の成績だけはそれほど悪くなかったことを覚えています。

文法書に書かれている重要構文を暗記することは大の苦手でしたが、このように歌を通して英語を学習すると、楽しみながら自然と頭の中に入ってきて記憶に残りやすいものです。

英語の単語や文法を勉強して、ひたすら無機質な学習を続けなくても、歌を通して英語を学習すれば、これほど優れた語学教材は他にないでしょう。

この学習法は、英語だけに限らず、他の言語にも応用できます。中国語学習でも歌を使った学習は効率的な教材となることでしょう。この学習法は何よりも楽しく続けることができるため、継続学習という面でも中国語の上達にかなり効果があることでしょう。