中国語入門者のための中国語会話習得法

中国語会話習得のための効果的な学習方法とおすすめ教材のご紹介

中国語学習

言語の4機能(聞く、話す、読む、書く)のバランス

2017/04/08

子供の言語習得プロセス

赤ちゃんが言葉を話すまでのプロセスは、お母さんやお父さんの語りかけを聞くことから始まります。そして、赤ちゃんは何度も同じ言葉を聞いている内に、それらの言葉が脳内にインプットされて、自然と同じ言葉を発音できるようになります。

そして、やがて簡単な言葉を話すことができるようになります。その後、小学校に入学すると、ひらがなを覚えて、文章を読むことが出来るようになります。

その後、簡単な作文を書くことができるようになります。このように、一般的には子供は「聞く→話す→読む→書く」の順序で言語を身に付けていきます。

 

 中学校から始まる英語学習の習得プロセス

一方、大人が外国語の学習を始める場合は、どのようなプロセスで学んでいるでしょうか?

例えば、中学校から勉強を始めた英語の例で説明しましょう。中学校では多くの場合は、文法の説明を含め、単語の意味を調べて文章を正確に読んで意味を理解することから始まります。そして、単語の綴りを暗記して、簡単な文章を書く練習へと進みます。

そして、CDを使って教科書に書かれている文章を聞く練習や、教科書に書かれている文章を読む練習はあっても、話す練習はあまり重点的にしてこなかったはずです。その結果、日本人は英語を聞くことや話すことが苦手になってしまったのでしょう。

 

大人が意識すべき効果的学習スタイル

以上のことから、中学校の英語学習以来の外国語学習では、読む機能と書く機能は成功したと判断できますが、聞く機能と話す機能の訓練が伴ってこなかったという結論になるかと思います。

それならば、大人になってからでも、読む機能と書く機能の練習の比率を下げて、聞く機能と話す機能の練習に多くの時間を費やせば、言語の4機能のバランスが安定することになるでしょう。

逆に言うと、読むことができて書くこともできる状況は、語学学習にとって大きなメリットになります。すでに、必要な単語や表現、文法を身に付けている状況から語学学習を新たに始められれば時間の節約になります。

このように、外国語学習は、この言語の4機能をバランスよく練習することで効率的な語学習得ができることでしょう。

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