中国語入門者のための中国語会話習得法

中国語会話習得のための効果的な学習方法とおすすめ教材のご紹介

中国語学習 学習方法

検定試験を学習のバロメーターとモチベーション維持に

2017/04/08

検定試験を利用したモチベーション効果

日本での中国語学習は、英語ほど日常生活で学習機会がある訳ではありません。そのため、孤独な学習に陥りがちです。そうなると、先述したようにモチベーションが下がり、中だるみの期間に陥ります。そして、その期間が長くなってしまうようなことがあるかもしれません。

以前、私はアメリカに留学していた時、語学学校で普段の授業ではTOEFLのような検定試験のための授業は組み込まれていないのですが、TOEFLの試験が近付いてくると、大学への正規留学を目指していない方もその試験を受験するように勧められました。そして、臨時的にTOEFLの試験対策クラスが設けられたことを思い出します。

このように、TOEFLは、そもそも大学や大学院への正規留学をする方のための検定試験ですので、そのような目的がなければ、受験する必要もなく、受験対策のためのクラスを受講することも必要ないでしょう。

ところが、多くの英語学習者は受験していました。それは、今までの自分の学習を振り返るため、それと今後の学習へのステップになると思い、受験していたのでしょう。

語学学習の過程でこのような試験を受験することは、モチベーションを維持するためには、非常に有効な手段となりえます。中国語の検定試験にも多くの種類がありますので、自分に合った受験しやすい試験から受けてみればよいと思います。

 

バロメータとして検定試験を受験時の注意点

受験するからには、やはり試験内容に則した勉強をした方がよいでしょう。というのも、試験内容にマッチした受験勉強をしないで良い点数が取れれば、それに越したことはありません。

ところが、試験内容にマッチした受験勉強をしないで、悪い結果になってしまった時には、学習意欲が下がり挫折に繋がります。その悪い結果が、その時の自分の実力そのものであれば問題はありません。しかし、しっかりとした受験勉強をしなかったため、実力以下の点数を取ってしまった場合には悪循環のスパイラルが働きます。

また、受験のための勉強をする中でも、新たな語学習得の発見や語学そのものが身に付くこともあります。そのため、ぜひ受験する場合は短期間でも構いませんので、受験のための勉強もしてみてください。

最後に付け加えておきますが、このような試験はあくまで語学習得のステップとしての1つの手段であって、試験で合格点を取ること自体が目的にならないようにしたいものです。

>>>お勧め中国語会話教材を見てみる

【中国からの仕入れによるスモールビジネスに興味がある方へ】
アリババ・グループと直接契約している現役の中国ビジネスコンサルタントが明かす「中国仕入れ究極の効率化・省力化」タオバオ仕入れよりも安い&カンタン&早い!返金保証付き中国仕入れ

-中国語学習, 学習方法